うちのばあちゃんは11人こどもを産んだ
うちの母は7人兄弟の末っ子であるが、母が生まれる前に3人男の子が亡くなった、と聞いていた。
ところが、昨年末にお墓まいりに行ったところ、祖父、祖母の名前の他に4人の名前があるのを発見した。
母に伝えたところ、
「あらほんとねぇ。私が生まれる前に亡くなっちゃっているからよく知らないのよね」
と。
みな男子で10歳未満で亡くなっていた。
戦争の頃だ。
故人を偲ぶことが先祖供養と聞いたので、亡くなった4人の叔父にも墓前で手を合わせた。
それにしても、ばあちゃんは11人も出産したってすごい。
20歳で初出産、末っ子である母を産んだのは43歳の時。
23年に渡って産み続けたわけだ。
母が産まれた時、一番上が23歳。
つまり23歳差。
11人産んだたくましさの血もわたしには流れているわけだ。
わたしは双方のおじいちゃんがいなかった。
父方のおじいちゃんは46歳で亡くなっていた。
ばあちゃんは43歳で11人目を産み、
じいちゃんは46歳で亡くなった。
自分も40代を何事もなく進んでいるいま、
なにか考えさせられるものがあるのであった。
写真は走水神社。
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