ウツウツ立夏から立秋
今日になって、やっと自分に戻ってきた感覚になった。
この3ヶ月、本当にキツかった。
やっと自分のために書いていこうと思えるようになった。
外は台風で大荒れの天気。
気圧の変化で体調を崩すことが今まで多いので、油断しないようにと慎重になっているわたしがいる。
それまでも「元気になったー!頑張るぞー!」と思っては、その後にすぐドンッッと落ち込んでしまい、ガッカリすることが何度となくあった。
それは期待した分、とても辛かった。
もうわたしの心は落ち込んだまま浮上しないんじゃないかと不安になった。
不調になったのは5月頭。立夏を過ぎた辺り。
原因となった出来事はあるのだが、最初は無自覚だった。
ドンっと落ち込みが襲ってきて、朝起き上がれず、週末の稽古や予定していたイベントに行けず、ひたすら寝る、ということが度々起きた。
そこから休みの日には憂鬱が襲い、一日中寝てしまうようになった。
仕事から帰り、夕飯を食べるともうすぐ寝た。
寝る時間がとても多くなった。
というか、家にいる時はほぼ寝ていた気がする。
それで夜に眠れなくなることもあったが、何にもヤル気が起きないので、ただ横になっていた。
恥ずかしい話、風呂に入ることがとても面倒で、頭を洗うのは1週間に一度くらいだった。
(髪の毛長いし、暑かったのに!だから頭臭かったw)
不安、焦り、無気力、自己嫌悪、怒り、恐れ、罪悪感、失望、惨めさ、後悔…それはもうネガティブ感情のオンパレードだった。
あはは、すごいね。
といまは(気持ちが楽になった時は)思える。
ネガティブな感情って一気にやってくるのだ。
でも、その感情にまみれている時の自分は本当の自分ではない。
それを証拠に、自分に戻った時は「そのネガティブな状態の時の自分」がどうだったかをリアルに思い出せなくなるから。
「新型うつ」「否定型うつ」と呼ばれるような症状だったかと思う。
誰にでも落ち込むことはあるだろう。
私も今まで死にたいと思ってしまうくらい落ち込んだこともあるし、憂鬱が続くこともあった。
今回は「このネガティブな感情をとことん感じてやろう」と思ったことから、どんどん沈んでいった。
それに追い打ちをかけるように、落ち込むキッカケとなった出来事も状況は悪化していった。
悪化といっても私がそう思っているだけで、出来事自体は常に必然だし、
その状況ごと、わたしの心が作っているのだけどね。
この何日か、一日中憂鬱が続くので、
本当にもう嫌だなって思っていた。
気持ちを切り替えたいと思った。
未来に自分の心を向けたい。そう思った。
そしたら、
ポジティブなヤル気いっぱいの気持ちにはとうていなれなかったけど、
ネガティブの嵐が落ち着いた静かな場所が心の中にあった。
今まで「ポジティブでヤル気いっぱいの明るく元気なわたし」に価値があると思っていたから、
その静かな場所は物足りない気がした。
なんだかツマラナイ気がした。
けれど今のわたしにとって、
この場所が再出発の地点なんだと思うことにした。
新しい冒険に出る前に、この3ヶ月のインナートリップを振り返り。
つづく。
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