モノも想いを発信している

倉敷にあるステキな古本屋「蟲文庫」の田中さんも著書の中で言ってた。

お客さんから「この本ありませんか?」と訪ねられた数日後にまさにその本が入荷してくるということが起こることがある、と。

わたしも本とも不思議な出会いがあると思っている。

古本屋のような「人」が流通のインフラになっている店だと、特に起こりやすいのかなと思う。

昨日、鏡リュウジさんのタロットカードが働いているお店に入荷してきた。

興味深々なわたしはさっそく中身をチェックすると、なんと未使用。

売価登録がなかったものだったので、値つけは自由に出来た。
(仕入れ価格に関係なくアルバイトが値段をつけます)

わたしはまだ入ったばっかりだったし、ちょうど上がりの時間が近かったので、そのままにして値つけを後に任せた。 

そして今日、レジに入っていると早速そのタロットカードがお買い上げ。 

値段は360円になっていた。
定価4200円だよ、安すぎじゃない?!

それにしても昨日の夜にお店に並んで、次の日の午前中売れてしまうなんてふしぎ。

古本だから発売日があるわけではないし。
そのタロットカードがなにかエネルギーを発信していて、それをキャッチした人が引き寄せられるように買いに来たんじゃないかなぁと思ったんだよね。
360円という価格も後押しとして。

そういう目に見えないことって起こっているんじゃないかって、わたしは思っている。

そうだとしたら。
というか、わたしはその世界で生きると選んでいるのだから尚更、
心で無意識に思うことを大切にしなくちゃいけないと思う。

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