世界からの一手を待つ


人生で起こる出来事って絶対的に他者とのタイミングの中で発生するから、自分で頑張るだけではうまくいかなかったりする。

甥っ子とこどもしょうぎをやった時、わたしは自分の作戦しか考えてなくって、「こう攻めよう」ってイメージが出来上がっているのだけど、相手が一手を打つとまるで状況が変わってしまうのだった。

相手の手まで考えるのが将棋なのだけど笑、わたしは視野が狭くって、独りよがりのイメージでいっぱいになってしまってた。

そうしたら自分の思い通りになんていかない。

これって人生でも同じだなって思ったんだよね。

以前、友達がしてくれた話を思い出した。

その子は長く勤めていた会社を退職した。
そして気になっていた会社に入ったものの、どうも違和感があって、すぐに辞めてしまった。

そんなことがあったから、離職期間は空くけど、少し自分の好きなことしようと思って過ごしていたらしい。

そうしているうちに、ある時長く勤めていた会社の元同僚と会うことになって、新しい会社を立ち上げたから来ないかという話があり、すごくいい条件で入社して出来たのだと。

「人生は掴み取るものだ」的な考えが往々にしてある中、待ちの状態でいることは、なんか怠けている気がしちゃう。

で、焦って動いたりする。

けれど、世界からの一手が来ることを信頼して待ってみてもいいのかな。

なんて思ったりした。

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