姪っこ師匠

姪が可愛くてしかたない。
天真爛漫とは彼女のことだ。

笑ったと思えば、怒って、
泣いたかと思えば、また笑う。

あざやかに喜怒哀楽が展開していって
みていて気持ちいい

○・. ○・. ○・. ○

彼女には、不安という文字がない。

「愛されている」という安心があるからなんだろうな。

愛されているかを確かめようとしない。

人は恐れにとらわれると「愛されているか」を試そうとするように思える。

それを見事に、周りにバレないように、
複雑に行う。

もちろん自分で自覚していない。

いわゆる「問題行動」と言われるのは、
元々はすべて「愛されているかの不安」からきているのではないかと思う。 

いろいろ摩り替えてしまうから複雑になるんだけど。
 
わたしも自分の心をたくさん
ごまかしたり、すりかえたり、
瞬時に行うことが、ずいぶんと上達した。

だから、それを観察して解体する作業が必要になった。

でも、そんなややこしいことをしなくても、
ただ「愛されている」ところで生きている
姪は、わたしの師匠だ。

愛を注いでいる妹夫妻もすごいなと思う。
わたしにはまだ子どもがいないから、
世の中のお父さん、お母さんは本当にすごいなって思う。


本当は
愛されてない人なんていないのにね。


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